確定申告を無料の会計ソフトでどこまでできるか「弥生会計」で試してみた

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確定申告の時期ですが今年も国税局の確定申告サイトで済ませました。
申告書類を作成するのに要した時間は3時間。

税金

年間の取引件数が少ないのもあるのですが、売上や経費はExcelでリストを作っておいて、申告書類作成画面でデータをコピペするだけですから、時間的にはこんなものですが、“会計ソフト”を使うとExcelのリストすらいらず、毎月数分取り引き内容を記録していくと、確定申告の時期には自動的に書類ができるだろうということで、無料の会計ソフトを使ってみた感想です。

「MFクラウド確定申告」と「やよいの白色申告」の比較

白色申告と青色申告のどっちがいいのかという話は別にして、今のところ白色申告の方が何かと簡単なので白色で何年もやっています。

さて、試している無料の会計ソフトは二つ

まず二つのソフトには大きな違いがありますので覚えておきましょう。

  • 弥生会計の白色申告はずっと無料
  • MFクラウド会計の白色申告は月間の仕訳件数が15件まで無料

MFクラウド会計では毎月の仕訳件数が15件を超える場合は、「ベーシックプラン」が月間費用800円(年間契約だと8,800円)です。

会計の帳簿形式としてはどちらも複式簿記になっているので、いつでも青色申告に移行することができます。

クラウドソフトなので、アプリをインストールする必要もなく、ユーザー登録をするとすぐ使えるようになります。
ログインすると管理画面はこんな感じです。

弥生会計

MFクラウド

クラウド会計ソフトの便利なところ

無料で使える会計ソフトですが便利なところがあります。

口座連携

銀行口座やクレジットカードの取引履歴から、会計帳簿にデータを自動的に反映させることができます。
銀行の連携はオンライン口座情報(ID、パスワード、法人なら電子証明書)を登録、クレジットカードはカードのID、パスワードを登録すると連携できます。

サーバーのレンタル費用やドメイン更新料はクレジットカードで支払いをしています。
ドメイン数が多いと毎月のように、レジストラからの入金確認メールを見ながら支払日と金額を確認しExcelに書込む作業をしていましたが、その必要が無くなります。

ボタン一つでカード利用明細が会計データに取り込まれ、自動的に仕訳までしてくれます。
後は、データの中の「個人利用」など事業の経費にならない項目を削除するだけで、クレジットカード利用の経費の計上は完了します。

銀行口座の連携は、オンライン口座に限りますが連携しておくと、売上や仕入れの計上を取込んだデータから自動で振分けてくれます。

スキャナーデータ取込
領収書を画像データとして取り込み、帳簿に反映させる仕組みは家計簿ソフトではおなじみですが、二つの会計ソフトでも可能です。

  • 弥生会計はScanSnapCloud対応のスキャナかスマートフォンの撮影画像で可能
  • MFクラウドはScanSnapCloud対応のスキャナのみ可能

*GoogleChromeではアップロードした画像データを削除することができないので、ブラウザはFirefoxまたはEdgeの使用をお勧めします。

ここは「弥生」の場合です
スマートフォンからデータをアップした場合に、注意したいことがあります。
画像をアップすると「スキャンデータ取込」画面にアップしたデータが表示されますが、「確定状態」の欄に3種類表示されます。

  • 未確定:確定ボタンを押すと確定になります
  • 要確認:日付・金額・摘要などにデータが無い場合
  • エラー:データがエラー

要確認の場合はの付いた部分に必要事項を入力して「確定」ボタンを押します。

スキャンデータ

画像は複数枚を撮影して同時にアップロードできますが、画像の解析や確認に時間がかかりますので、会計作業中に撮影する場合はイライラしないように気をつけて下さい。

尚、画像データのアップロードは会計ソフトが起動していなくてもできるので、経費扱いの支払いがあった時にスマホで撮影して送信しておくと楽ですよ。

簿記の知識が必要か

会計帳簿をつけて決算期が来たら決算書を作成して確定申告を行うとなると、会計とか経理とかそして基本的な“簿記”の知識が必要かということですが、最低限の知識はあった方がいいと思いますが、無くてもなんとかなりそうです。

家計簿やお小遣い帳のようなものは簡単に出来るのですが、会計帳簿となると話が別になります。その原因が左側と右側に金額を記載する複式帳簿です。“貸方”“借方”と専門用語で言うのですが、勘定科目によってどちらに書くか決まっていますが、返品があったり返金があったりすると、右と左が逆になります。

この辺のことが訳が分からなくなる理由なのですが、弥生会計の方が左右の振り分けを自動でやってくれるので簡単です。
MFクラウドはある程度の知識がある方が扱いやすいと思います。

毎月の始めに前月分のデータをまとめておくと、確定申告の時期に決算書や収支内訳書そして確定申告書がボタン一つで作れてしまいます。

国税庁の確定申告サイトはもちろん無料ですが、やよいの白色申告オンライン MFクラウド会計も無料で充分役に立ってくれることが分かりました。

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