静的(html)サイトを新サーバーに引越しWordPressに完全移行する手順

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静的(html)サイトをWordPressに変更して、同時にサーバーの引越しをしたいという読者の方がいて、手順をまとめてみました。
同じような計画がある人には参考になるかなと思います。

この引越しのポイントは、現在動いているhtmlサイトを通常表示させながら、ファイルの移動やWordPressのデータを作成していき、なお且つ、ページのURLを変えないで静的サイトを動的サイトに変更するところです。

静的サイトを動的サイトに変更する非常識な方法

作業を進める前にFTPクライアントのインストールをして下さい。

作業の中でサーバー内にフォルダを作ったり、ファイルのダウンロード・アップロードはFTPクライアントを使います。

すでにFTPクライアントがインストールされている方は次に進みましょう。

FTPクライアントをインストールしたけど、設定方法が分からないという方は、「WordPressを間違わないでインストールする方法(シニア講座3回目)」にFFFTPの設定方法を記載してますので、参考にして下さい。

WordPressを間違わないでインストールする方法(シニア講座3回目)
サーバーのコントロールパネルをよく見ると「簡単インストール」という機能がついていることがほとんどです。 世界中のブロガーやコーポレーションサイトでも使われるWordPressですので、誰でも簡単にインストールできる機能は有難いものです。 ...

もうひとつ準備が必要なのが「文字コードを変更できるテキストエディタ」です。

テキストエディタについては次のページに記載しています。

サイト記事作成で役に立つ覚えておきたいHTMLの基礎知識
サイト記事の原稿づくりや投稿時に知っておきたい、簡単でしかも覚えておくと役に立つHTMLの約束事などがあります。 割と頻繁に使うようなことをまとめてみました。 HTML特殊文字と機種依存文字 「矢印」や「括弧」など、キーボ...

WordPressのシステムファイルの書換はエディタを使って下さい。
文字コードは「UTF-8 BOM無」で行います。


それでは始めます、作業手順はけっこう工程が多いです。
これから行う作業工程をザックリと示しておきます。

  1. 新サーバー側で引越し予定の独自ドメインを設定しファイルをアップロード
  2. 新サーバー側でデータベースとサブフォルダを作成
  3. 独自ドメインのレジストリでネームサーバーを変更
  4. 新サーバーの「wp」フォルダにWordPressをインストール
  5. WordPressにhtmlサイトファイルをコピー
  6. 新サイトのWordPress管理画面でアドレス設定

№5の「WordPressにhtmlサイトファイルをコピー」を、ネームサーバー変更完了前に引越し元サーバー側で先行させるパターンもあります。
その手順も記載していますので参照して下さい。

№6「新サイトのWordPress管理画面でアドレス設定」までで、サーバーの引越しとhtmlサイトのURLを変えずにWordPressサイトに変更が完了となります。

つづいて新サーバーのサイトをSSL化した場合の、続きの手続きが次のようなものになります。

  1. ドメインをSSLに変更しサーチコンソールに新規登録
  2. sitemap.xmlを作成しサーチコンソールに送付
  3. .htaccessファイルに301ダイレクトを追加

以上の作業手順を図にするとこんな感じです。

サーバー引越し

手順の説明の中で便宜上ドメイン名を“sample.com”にしていますので、適宜、実際のドメイン名に読み替えて下さい。

1.新サーバー側で引越し予定の独自ドメインを設定しファイルをアップロード

新サーバー側で「独自ドメインの追加」をします。

引越し元サーバーにアップロードしてあるファイル・フォルダを、新サーバーにもアップロードします。

サブドメインがある場合は一緒にサブドメインを設定します。

この時点でFTPクライアントを立ち上げて新サーバーに接続して下さい。
設定した独自ドメインやサブドメインのフォルダが新規で作られているはずです。
*サーバーによっては、サブドメインのフォルダを任意に作る必要があるかもしれません。

ただし、サイトのURLにアクセスしても表示されているのは、引越し元のサーバーですので、新サーバーのサイトは表示されません。

サブドメインやサブディレクトリにあるWordPress

ここは、引越し元でサブドメインやサブディレクトリでWordPressを運営していた場合です。
該当しない方は飛ばして下さい。

引越し元サーバーからデータベースのエクスポートを行い。新サーバー側にデータベースを作成して、インポートします。
WordPressのファイル類もダウンロードして、新サーバーのディレクトリにアップロードします。

【参考】データベースのエクスポートとインポート及びWordPressのダウンローとアップロード
データベース

引越し元のサーバーコントロールパネルからデータベースの管理画面に移り「phpMyAdmin」にログインします。

ログインに必要な情報は以下ですので、メモ帳にコピーしておきます。

  • データベースユーザー名
  • パスワード
  • データベースホスト名

データベース画面でエクスポートするデータベースを選択し「エクスポート」を押します。

エクスポート

エクスポートが完了すると自動でダウンロードされますので、適当なフォルダに保管します。

つづいて新サーバーの「phpMyAdmin」にログインします。
データベース画面でインポートするデータベースを選択し「インポート」を押します。

インポート

WordPressのファイル・フォルダ

引越し元サーバーからWordPressのファイル・フォルダを一式(.htaccessファイルも含めて)ダウンロードし、新サーバーのサブディレクトリフォルダにアップロードします。
*config.phpのデータベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名を新サーバーの情報に書き換えるのを忘れずに。

ここではアップロードするだけです。
アクセスしてもエラーになりますので、次の手順に進みます。

2.新サーバー側でデータベースとサブフォルダを作成

htmlサイトをWordPress化する為のデータを格納するデータベースを作成します。
データベース名は分かりやすい名前にしておきましょう。
引越し予定のドメイン名がいいと思います。

次のデータベース情報をメモ帳にコピペしておきます。

  • データベース名
  • データベースユーザー名
  • パスワード
  • データベースホスト名

つづいてルートディレクトリに「wp」というフォルダを作成します。
*ルートディレクトリとは、サイトのトップページ(index.html)を置いている階層です。

*WordPressを簡単(自動)インストールでされる方は、データベースは自動でできるので、「wp」フォルダの作成だけを行います。

3.独自ドメインのレジストリでネームサーバーを変更

新サーバーで独自ドメインを使えるようにします。

独自ドメインを管理しているレジストリの管理画面に「ネームサーバーの設定(変更)」というメニューがあると思います。

ネームサーバーを設定するフォームが表示されますので、新サーバー側から「ネームサーバー情報」を取得して変更設定します。

変更が完了するまでには、数時間~数日かかりますので、ここで作業は一時中断します。
ネームサーバーの変更完了までの時間がもったいないという場合は、htmlサイトをWordPress化する作業を、引越し元サーバー側で始めることも出来ます。その場合の手順はhtmlサイトのWordPress化を先行させる手順に進んで下さい。

4.新サーバーの「wp」フォルダにWordPressをインストール

簡単(自動)インストールでWordPressをインストールしてもいいですし、手動のインストールでもいいです。

インストール先は http://www.sample.com/wp になります。
*絶対にルートディレクトリにはインストールしないで下さい。

インストールの最終処理では「検索エンジンがインデックスしないようにする」にチェックを入れます。

wpインストール

*htmlサイトをWordPress化する作業を引越し元サーバー側で先行する場合は、新サーバーへのWordPressのインストールは必要ありません。

次ページへつづきます

コメント

  1. 丁寧にご説明頂き有難うございます
    じっくりやってみます
    質問が多発しそうですが、お付き合いお願い致します

  2. 管理人 より:

    頑張ってください(^^♪