サイトタイトルを決める時の考え方~キーワードの捉え方(シニア講座15回目)

サイトタイトルはサイトの顔のようなものです。
始めて会う人にどんな印象を与えるのか、毎日会っている人にはどんな表情をしているのか、しばらく振りの人には満面の笑顔になっているのか、サイトへの訪問者のことを思いながらタイトルを考えるのだと思いますが、サイトタイトルはもう一つ別の面を考えなければなりません。

キーワードが大切な要素であることはご存知だと思います。キーワードとタイトルの関係によってこれから育てていくサイトの構成が大きく変わります。
パターンとしては二つあります。

対策キーワードをタイトルに入れる

一般的にはウエブサイトに関係のあるキーワードを入れたタイトルにすることが多いです。
その目的は

対策キーワードでトップページへのアクセスを狙う

ことに尽きます。

各ページの<title>タグにはそのページのタイトルを入れます。
*WordPressでは自動でページのタイトルが<title>に入ります

titleタグはほとんどの場合下のようになります。

<title>ページのタイトル │ サイトのタイトル</title>

そしてトップページだけが下のようになります。

<title>サイトのタイトル</title>

titleタグはトップページと他のページでは上のような違いがありますが、その為、トップページのタイトルに入っているキーワードで検索するとトップページが表示されるわけです。

もう一度繰り返します。
対策キーワードでトップページへのアクセスを狙う為に対策キーワードをタイトルに入れるのです。

対策キーワードでトップページにアクセスを集める為には

サイトのタイトルに対策キーワードを入れたからOKというわけにはいきません。
トップページにアクセスを集める為には、いくつかの条件を満たさなければなりません。

  • キーワードが実際に検索される言葉である
  • 検索結果の10位以内に掲載される可能性がある
  • 対象としている顧客層がアクセスする

上の3つの条件を満たすことができれば、有効なアクセスをトップページに集めることが出来ます。

以下に実際にサイトタイトルを考える手順をシミュレーションしてみます。

事例としてこのサイトのタイトルを考えてみます。
このサイトのドメインは「webmaster-guide」ですが、例えば「webmaster」というサイトタイトルにしようと考えた場合をシミュレーションします。

「webmaster」は実際に検索される言葉だろうか

検索回数

上の画像は「webmaster」の検索予想回数です。
30万前後という超ビッグなキーワードです。
このキーワードで・・・もしも、もしも・・・1位に入れたら、とんでもないアクセスが生まれます。
*200%あり得ませんが・・・

はっきり言って無謀とも言えるキーワードです。
それと「webmaster」というキーワードそのものが、何を知りたくて検索するのか検索意図が絞り切れません。

本当に「webmaster」をタイトルに入れるのであれば、関連キーワードを調べて複合キーワードにするのが良いと思います。

複合キーワード

10位以内に掲載される可能性は

「webmaster」をタイトルにすることを考えて、検討を先に進めます。
次は、10位以内に入り可能性があるかということです。

検索結果

上の画像は「webmaster」で検索した結果です。
インデックス数はなんと177,000,000 件です。
そして第1位がGoogleさんの「Seach Console」です。
2位以下を見ても「Wikipediaのウェブマスター」やGoogle関連サイトが並んでいます。とても太刀打ちできるキーワードで無いことが分かります。

アクセスしてくる人はお客さんになる人ですか

いちばんのポイントはここです。
例え「webmaster」で上位されて、ものすごいアクセスがあったとしても、私のビジネスが

人口5万人ほどの地方都市で営むパソコン教室

だったとすると、アクセスしてくる人の中で顧客になってくれる人は何人いるのでしょう。パーセンテージにするとわずかなものだと思います。

「対策キーワードをタイトルに入れる」のまとめ

タイトルに対策キーワードを入れる場合には次の手順で検討して下さい。

ターゲットを明確に
アクセスを集めたい顧客層のイメージを明確にします。
地域を限定するのか、全世界の人が顧客になるのか、日本全国なのかなど、年齢層や性別も関係するビジネスなのかによって、お客さんになりそうな人のアクセスを集めるように考えます。

ベネフィットを明確に
サイトで販売する商品やサービスを購入したお客さんは、どんなメリットを受けることができるのかを、イメージできることが大切です。
競合サイトと闘えるか
候補として考えた対策キーワードで検索すると競合サイトが表示されます。1位から30位ぐらいまでのサイトを見ていき、勝てそうなサイトかどうかを調べます。

  • インデックス数は100件を超えているか
  • ページごとのコンテンツの質と量は
  • 掲載されているドメインはトップページかサブディレクトリか

このようなポイントで競合サイトを分析して勝てるかどうかを判断します。
強い競合サイト:インデックス数が100件を超えており、ページごとのコンテンツの量が多くしかも質が高い。トップページで掲載されている。
弱い競合サイト:インデックス数が20件未満で、ページごとのコンテンツが貧弱。
勝てそうな競合サイト:インデックス数が100件超だが、サブディレクトリで掲載されており、サイト全体は別ジャンル。
以上のような視点で競合サイトを判断します。
*100件超とか20件未満という数値に明確な根拠はありません。自分なりの経験値です。
上位10以内が「強い競合サイト」ばかりでは、かなり難しいと判断します。10以内の半分ぐらいが「弱い競合サイト」や「勝てそうな競合サイト」であれば、念のために30位まで調べてみて、11位~30位までに「強い競合サイト」がいないかを検証します。もし複数の「強い競合サイト」があれば、難しいかもしれません。

確実に10位以内に入れるという定石はありません。
ひたすらPADCを繰り返すことが王道です。

キーワードと関係の無いタイトルにする

有名なブロガーさんのサイトに多いのがこのタイトルです。

いろいろ勉強させてもらっているサイトですが、タイトルだけを見るとどんなサイトかまったく分かりません。検索するような言葉がタイトルには入っていません。
(鈴木さんのサイトは“海外SEO”というキーワードぽいのが入っていますが、検索回数が2,000件程度のマイナーキーワードです。)

なのに、リストの右に記載した順位は4月9日時点での、日本の全サイト中のトラフィック順位です。

サイトタイトルでは、一般検索でヒットしそうもないサイトに、なぜこのように膨大なアクセスがあるのか・・・
答えは簡単です。

質の高いコンテンツで作られた、2千ページを超える一ページずつが膨大なアクセスを集めているです。

このようなビッグサイトは、トップページへのアクセスはまったく関係がありません。
一つ一つの個別の記事が、それぞれのキーワードで上位表示されて、アクセスを集めています。

これらのサイトも、立ち上げした頃はこんなビッグサイトではありません。
時間と共にコンテンツが充実し、リンクを貼る読者が増え、時間をかけて成長してきたはずです。

まとめ

サイトのタイトルは、立ち上げてから3ヵ月以内には、完全に決めた方がよいと思います。早く決めれるなら早い方がいいですが、立ち上げた時の“とりあえずタイトル”でしばらくコンテンツを作りつづけて、サイトの将来像がイメージできるようになった頃に、“正式なタイトル”を決めるということでもいいと思います。

肝心なことはサイトの将来像をどのようなものにするかです。

  • ターゲットを絞り目的に合致するユーザーを集めるサイト
  • 豊富なコンテンツでマルチテーマに対応するサイト
  • 特化したテーマに絞りながらも広範囲なアクセスを集めるサイト

将来像によってサイトの構成も対策するキーワードもタイトルも変わります。
自分が目差すスタイルを作り上げて下さい。

コメント

  1. 高橋勝則 より:

    いつも読ませて頂いております
    なんとかワードプレスを使ってサーバーとドメインの設定が終わりました(笑)
    シニア講座ステージⅡに期待してます
    業務内容で2サイトに分けてHPを作っていますが、コンテンツとページ数を考えると1サイトに集約した方が良いか思案中です。それによってタイトルも決めかねています。
    ご教授頂きたく存じます。宜しくおねがいします。

  2. 管理人 より:

    コメントありがとうございます。
    気がつかずにメール送ってしまいました。

    2サイトに分けてということですが
    アドレス(ドメイン)はどうされるのでしょうか?

  3. 早速のご返答ありがとうございます
    現在 ドメインとサーバーを2サイトに分けていますが、記事数(ページ数)を考えると業務内容は違いますが、1サイト(ドメインも1つに)した方がコンテンツとページ数が増えて、アクサス数を考えると古い方のドメインを残したいと考えています。ちなみにreformsapporo.comがホームページビルダーで2年前に作成、inspection-sapporo.comがワードプレスで1ヶ月前に作成してます。宜しくお願いします。

  4. 管理人 より:

    なるほど
    以前からのサイトですね、分かりました。

    サイトにかける時間を考えると、一本の方がいいかなと思いますね。
    その場合、いくつかのパターンがあります。
    1.reformsapporo.comを新しいサーバーに移す or 移さない
    2.htmlサイト or WordPress
    3.SSL or 非SSL
    4.メインのキーワードを リフォーム or インスペクション
    これらの4つの組合せによって絞られるパターンによって、具体策が決まるように思います。
    そこでひとつ質問ですが
    「reformsapporo.com」の最近のアクセス状況(6ヵ月間)で、アクセスの多いページ上位10ページについて次の点を教えてもらえますか。
    1.1位~10位のアドレス  例:index、custom33、custom21 とか・・・
    2.上位10ページの割合  例:index-34%、custom33-13% とか・・・

  5. ご返答ありがとうございます
    「reformsapporo.com」の最近のアクセス状況はこんな状態です
    1. / (18.90%)
    2. /custom2.html(9.06%)
    3. /index.html(8.27%)
    4. /custom.html(7.87%)
    5. /custom44.html(7.87%)
    6. /contact.html(7.48%)
    7. /custom16.html(7.09%)
    8. /custom10.html(6.69%)
    9. /custom49.html(5.51%)
    10. /custom1.html(4.72%)

    サイトを1サイトにして、inspection-sapporo.comのサーバーに移し、 WordPress SSL キーワードはリフォームにしたいと思います
    もう一つ相談がありまして、http://reform-sapporo.seesaa.net/ を5年位前に立ち上げた(無料ブロブサイト)がありまして、現在あまり更新していないのですが、アクセス数がreformsapporo.comより断然多いのでどうしたら良いか思案中です。記事内容は同じ内容も使っているので、重複はSEO良くないとも聞きます。ただ無料ブログサイトなので今後を考えると不安も感じます。ご意見宜しくお願いします

  6. 管理人 より:

    了解です

    htmlサイトのコンテンツをアドレスを変えないでWordPressに移動するという、少々面倒な作業になります。
    移動中のアクセスにもきちんと対応しなければならないので、「エイッや!」という移動は出来ません。

    作業手順が数工程になりますので、近日中に手順を解説したページをアップしますので、そちらをご覧ください。

    seesaa.netのサイトの件ですが、そのままにしておきましょう。
    ただし、seesaa.netからreformsapporo.comへの流入があるか無いかによって、若干考え方が変わりますので、その辺を教えて下さい。

    *流入はGoogleアナリティクス 集客→すべてのトラフィック→参照サイト で確認できます。