サーバーの引越し手順の記録

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数年ぶりにサーバーの引越しをしました。
理由は常時SSL化サイトの構築は待った無しに書いたように、常時SSL化への対応です。
現在まで使用しているサーバーは、専用SSLにすると結構いい金額になりますので、低額(無料もあり)で利用できるサーバーに乗換ることにしました。

因みに引っ越すサーバーはエックスサーバーです。

HTMLサイトとWordPressサイト、計15ドメインの引越しでした。
HTMLは問題なく引越しできますが、WordPressは3サイトでエラーが発生し、ちょっと手間取りましたが3日間でなんとか引越しを完了しました。

サーバーの引越し手順の記録と、引越しの際の注意点など記録しておこうと思います。

現在のサーバー側で引越しの準備をする

引越しするサーバーにはHTMLサイトとWordPressサイトがあります。
HTMLサイトは基本的にはローカルにあるファイルをアップします。

WordPressは現在のサーバーにあるファイルをすべてダウンロードして、「wp-config.php」の一部を書き換えてアップロードします。
その為、まずWordPressのファイルをすべてダウンロードします。

*WordPressサイトの引越しではパーマリンクに気をつける必要があります。現在のサイトのパーマリンクの形式を覚えておいて下さい。

ダウンロードやアップロードFTPソフトを使いますので、FFFTPをインストールしておきます。

それと別に現在のサーバーのデータベースからもデータをエクスポートします。
データベースのエクスポートはサーバー側の「phpMyAdmin」を使います。

データベースを選択

データベースをエクスポート

新しいサーバーの準備をする

データベースを作りアップロードする

現在のサーバーからエクスポートしたデータベースをアップする為のデータベースを作成します。データベースの作成は新しいサーバーの「MySQL」から設定します。

新しいデータベースにバックアップしたデータベースをアップロードします。
アップロードは新しいサーバーの「phpMyAdmin」を使用します。

wp-config.phpの書き換え

新しいデータベースの設定が終わったら、バックアップした「wp-config.php」の一部を書き換えます。の上から30行あたりの部分です。

// ** MySQL 設定 – こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘db_example‘);
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘user_example‘);
/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘user_password‘);
/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘mysql0000.example.jp‘);
/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */
define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);
/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define(‘DB_COLLATE’, ”);

赤字になっている部分を新しいサーバー側の情報に書き換えます。
書き換えする時には「TeraPad」か「秀丸エディタ」を使い文字コードを「UTF-8」で行います。

WordPressファイルをアップロード

バックアップのWordPressファイルを新しいサーバーにアップするのですが、エラーになることもあります。
その原因のほとんどは「htaccess」ファイルだと思います。

かなり以前から運用しているサイトの場合「htaccess」ファイルに次のような記述があるかもしれません。

前段の部分はパーマリンクを「基本」以外に設定した場合、自動的に書込まれている部分です。ここはそのままでいいです。
問題はその下です。
古いバージョンのphpの記述があります。
これが原因でエラーが起ります。

対策はこの部分を削除してもう一度アップロードします。

ネームサーバー切替前の動作確認

サーバーの引越しでは最後にネームサーバーの切替が必要です。
ネームサーバーの切替はドメインレジストラのコントロールパネルで行いますが、切替完了までに数時間から数日かかります。
ネームサーバーの切替完了まで新しいサーバーでの動作確認ができません。

HTMLサイトはほとんど問題がありませんが、WordPressサイトは動作確認できるまでは心配なものです。

エックスサーバーでは切替前の動作確認を出来る機能がありますが、HTMLサイトが対象です。WordPressサイトは自PCの「hosts」ファイルを書き換えて行う方法があります。

「hosts」ファイルは
[Cドライブ]→[Windows]→[System32]→[drivers]→[etc]にあります。

WindowsのOSによって若干違うところがありますが、Win10の場合を例示します。
下の画像のように書き加えます。

「hosts」ファイルを書換

[新しいサーバーのIPアドレス][半角スペース][ドメイン]

を書き加えてから保存しますが、管理者権限が無いと保存できませんので、次の手順で行います。

「hosts」ファイルの書換

「hosts」ファイルは「メモ帳」で開きますが、「管理者権限」で先に開きます。
下の画像のように、スタートボタンから「メモ帳」を右クリックし「管理者として実行」で開きます。
「メモ帳」を開いてから、先ほどのように書換て保存すると、ネームサーバー切替前でも独自ドメインの正規URLで動作確認できます。

メモ帳を管理者として実行する

*WordPressファイルにエラーがあると動作確認はできません

常時SSL化への手順

非SSLサイトから常時SSLサイトへの変更は内部リンクの変更です。

ただ、このサイトではSSL化を当初から考えていたので、内部リンクはすべて「相対パス」にしておきましたので、WordPressの管理画面の「一般設定」のアドレス変更を行います。

他はSearch Consoleの再登録を行います。

SSL化が終了してからチェックすべきこと

SSL化が終わったら安心しないで必ずブラウザで確認しましょう。

トップページ・投稿記事ページ・カテゴリーページをブラウザで確認しますが、必ずFireFoxも使いましょう。


上はChromeのキャプチャーですが「保護された通信」と表示されています。


次はEdgですがSSLのアイコンがあります。

ところがFireFoxでは下のように「運営者を証明する証明書がありません」となっています。これはトップページだけで、他の個別ページやアーティクルページでは問題なくSSLのアイコンになっています。

調べてみるとトップページだけに使っているメイン画像のURLが「http://」となっていました。
ここを「https://」に変えると、トップページも問題なくSSLが有効になりました。

もう一度
SSL化作業が終わったら必ずFireFoxで確認しましょう。

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