最新版「検索エンジン最適化スターターガイド」を読んでみた覚書き

GoogleのSEOスターターガイドが新しくなりました。
全体を読んでみて「あれっ!そうだったの」と感じる点がいくつかあったので、記録しておきます。

「description」メタタグを使用する

検索結果にはページタイトルとページの内容を要約して伝えるスニペットが表示されます。
スニペットはユーザーが入力した検索ワードに適合する本文の一部が表示されますが、一般的にはページの先頭部分のコンテンツが表示されます。

スニペットとして表示させたいテキストをメタタグの「description」に記載しておくと、このテキストが検索結果に表示される可能性が高まります。

WordPressでは特に記載しない限り、メタdescriptionに記事本文の冒頭部分が表示されるような設定になっています。

プラグインを使うと本文のコンテンツとは異なるテキストを記載することも出来るのですが、いちいち面倒なことと、冒頭部分の表現は割と気をつけてコンテンツを作成するので、冒頭部分がメタdescriptionに表示されるのは問題ないと思っていたのですが、スターターガイドにこのような記述があります。

避けるべき方法として「サイトのドキュメントの内容をそのまま description メタタグにコピー&ペーストする

本文のテキストそのままではダメですよと言っているようです。
どうやらメタdescriptionの見直しをした方がいいみたいです。とりあえず、ページビューの少ないページから見直しをしていこうと考えています。

画像の最適化

見出しに画像を使っているサイトがあります。

<h2><img src="/images/xxx.jpg" alt="xxx"></h2>

のようにalt属性にh2のテキストを入れているのですが、ここが次の避けるべき方法に該当する場合があります。

避けるべき方法として「altテキストにキーワードを並べたり、文章全体をコピー&ペーストしたりする」「スパムと見なされるような長すぎる alt テキストを記述する

短い見出しテキストなら問題ないようですが、長すぎたりキーワードが複数入っている見出しテキストは心配ですね。

この件についてはテストを繰り返して検証してみようと思っています。たぶん2ヵ月ぐらいかかるかもしれません。
検証結果については後日ページをアップしたいと思います。

SNSの活用

SNSを活用してサイトの更新情報をお知らせするなどの方法はGoogleも勧めています。
ただし、やり過ぎはよくないですとも警告しています。

避けるべき方法として「新しい小さな分量のコンテンツを作成するたびに宣伝する(大きくて興味を引くコンテンツを宣伝しましょう)」

ブログなどでは時に第三者に有益な情報とはいえない内容の投稿もあります。
個人的なメモだとか感想だとか、管理人が記録しておきたいけれど、他人にとってはどうでもいいようなことです。
本当に誰かに役立つようなコンテンツが出来た時に更新案内をする方がよいのかも知れません。

また、SNSへの投稿は“自演リンク”ともとられかねないのですが、FacebookやTwitterからのリンクには「nofollow」がつくので、その心配は無いだろうと思います。

自動化されたクエリの送信

この項目はスターターガイドではなく「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」に記載されているものです。

この中に「次のような手法を使用しないようにします」という注意書きがあり、そのひとつに「Google への自動化されたクエリの送信」というものがあります。

具体的にこれってな~に?ということですが、検索順位をチェックするツールもこのような手法に該当するようです。
以前アメリカで利用されていた「WebPosition Gold」というソフトがあったそうですが、利用するユーザーが増えたり、あまりにも極端な使用方法が問題となる可能性もあります。

クロール対象外のページを Google に指示する

最後に「robots.txt」ファイルについて記録しておきます。
これはスターターガイドの冒頭の方に書かれていますが、クロールする必要のないディレクトリやファイルを指定することによって、クローラーの効率を高めることが目的です。
WordPressではディフォルトで「仮想robots.txt」が作成されます。
“仮想”ですのでFTPクライアントで確認しようとしてもファイルは見つかりません。

ところが http://example.com/robots.txt とアドレスバーに入力すると、次のようなファイルが表示されます。

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php

WordPressの重要ファイルが格納されている「wp-admin」へのクロールをブロックする命令文です。
それと同時に「wp-admin」内の「admin-ajax.php」ファイルだけはクロールできないと、cssファイルが読み込めなくなるため、「admin-ajax.php」へのクロールを許可しています。

このファイルにコードを追加してクロールをブロックしたいファイルやディレクトリを指定します。

クロールをブロックしたいとなると例えば次のようなものになります。

  • 投稿者アーカイブ(/author/)
  • タグのアーカイブ(/tag/)
  • 画像ファイル(/wp-content/uploads/)

アーカイブは重複コンテンツの代表みたいなものですから、クロールをブロックします。画像ファイルも画像のインデックスがほとんどの場合不要ですからクロールをブロックします。

逆にサイトマップは是非クロールしてほしいので、サイトマップのコードも記述しておきます。
まとめると次のようなコードになります。

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php
Disallow: /author/
Disallow: /tag/
Disallow: /wp-content/uploads/

Sitemap: http://example.com/sitemap.xml

ページ数の少ないサイトの場合は、あまり影響は無いと思いますが、大型のサイトでは「robots.txt」は必須だと思います。