SEOテンプレート「賢威」のレビューページです。
当サイトの管理人は普段使用するテンプレートは次のように使い分けています。
HTMLサイトは「賢威」を、WordPressサイトのテーマは「賢威WordPress版」か「Simplicity2」を半々ぐらいで使っています。
さらに最近公開された「Simplicity2」の後継テーマ「Cocoon」も使い始めました。
このページでは「賢威」の特徴や、使っていて便利だな~と思っていることなどをお伝えしようと思っています。
「賢威」を使うようになって既に10年が経ちます。
HTML5が一般的に使用できるようになり、WordPress版の賢威テンプレートもすごく使いやすくなってきましたので、賢威に興味のある方や、サイト作りで悩みが出てきた方などに、「賢威」のよさを知っていただくのもいいかなと思いレビュー記事にしました。
SEOテンプレート「賢威」を導入して10年経過した管理人のレビュー
「賢威」とはどんなもの?
という方は、手っ取り早く公式サイトをまずチラッと見て下さい。
》》 「賢威」公式サイト
「松尾茂起」「SEO」といったキーワードが自然に飛び込んできます。
SEOコンサルタントとして豊富な実績のある、松尾茂起氏が開発したウェブサイトテンプレートが「賢威」です。
その特徴は
- 企業のWeb担当者や起業家そして個人ユーザーなど2万人以上が使っている
- SEOノウハウが詰め込まれたテンプレート(HTML版とWordPress版)
- サポートフォーラムが充実しておりカスタマイズ事例も豊富
- HTML4.01、XHTML1.0、HTML5とバージョンアップは原則無料
と、このようなことが挙げられますが、これまでの10年間でバージョンアップが7回行われ、現在は「賢威7」になっています。Googleを主とする検索エンジンのアルゴリズムの変化に対応しながら、SEO対策効果が織り込まれたテンプレートとして、多くのユーザーが評価し、今も使い続けているSEOマニュアルです。
賢威の初版は2007年1月1日でした。
初版はHTML4.01で書かれたものとXHTML1.0で書かれたもの、どちらもHTMLサイト用のテンプレートでした。
WordPress版のテンプレートがリリースされるようになったのは、2009年10月1日リリースの「賢威4.0」からだったと思います。
現在賢威のサイトからダウンロードできるバージョンは「賢威6」と「賢威7」です。
そして、昨年夏に賢威ユーザーの座談会が開かれ、次バージョン「賢威8」に関する意見交換が行われています。
新バージョンのリリースが楽しみです。
*賢威のバージョンアップに際しては、更新料やアップデート費用は不要になっており、いつでも最新のバージョンを使えるようになっています。
つまりこの10年間、たびたびあったバージョンアップをすべて無料で更新できているのが、ユーザー思いの松尾さんだな~とつくづく感じています。
賢威HTML版を使った感想
賢威を使うとサイト作りがどんなに楽になるのか?
賢威について興味のある方が一番知りたいことだと思います。私が賢威を使うようになった2007年1月、それまでは「ホームページビルダー」でサイトを作っていました。
「ホームページビルダー」は、HTMLの知識があまり無くてもウェブサイトが作れるので、よく知られたソフトでした。
その頃はまだ「CSSファイル」と「HTMLファイル」の仕組みがよく分からず、とりあえずページを作ることができたので、満足していました。
サイトのページ数も増え、他のサイトを見て参考になりそうなデザインを見つけると、真似をしてみたいと思うようになり、少しずつ「CSSファイル」=スタイルシートのしくみが分かってきました。
自分流にデザインを考えスタイルシートを変更してみたり、いろいろ試行錯誤していくうちに、なかなか思い通りにいかないことにイライラすることも多く、ウェブサイトの作り方を一から勉強しようと思い、情報を集めていた頃のこと、偶然「賢威」のことを知ることになったのです。そして、初版発売とほぼ同時にライセンスを取得して、賢威を使ったサイト作りが始まりました。
賢威の初版からバージョン3まではHTML版なので、若干のHTML知識のある方が使いこなせると思いますが、ほとんど知識が無くてもトップページから個別のページやプロフィールページ、サイトマップ、といったディレクトリフォルダ・ファイルが用意されており、それぞれのページファイルには次のような記述があって、テキストを記述するとページが完成するようになっています。
デザインを変更したりしない限りは、賢威のHTML版はHTML知識が無くてもウェブサイトを作ることが出来、テンプレートに従って画像へのリンクとか、別ページへのリンクを作ることも出来ます。
しかも出来上がったサイトはSEOに強く、上位表示を狙えるページが作れるようになっています。
さらに多少のHTML知識を持つと、デザインの変更も自由自在に出来るようになります。
WordPressのテーマに賢威を使うと
WordPress用のテーマはHTMLの知識がまったく無くても誰でも使えるのは、他のWordPressのテーマとまったく同じです。賢威のテーマに使われているスタイルシートはHTML版と共通になっており、デザインを変更する場合には、HTML版を使ってCSSファイルを変更しています。
WordPress上でデザインを変えるのは、ブラウジングに時間がかかるので、ローカルでHTML版でカスタマイズを行いながら、最終的に変更し終わったスタイルシートをWordPressにアップロードするという方法をとると、すごくカスタマイズが楽に出来ます。
このサイトで使っているテーマは「Simplicity2」ですが、スタイルシートはかなり変更しています。
変更するコードは賢威のスタイルシートからコピペするという方法をとっています。
賢威テンプレートだとプラグインが不要
WordPressは機能を拡張するプラグインが必須です。
よく使われるプラグインには次のようなものがあります。
- よく読まれている記事リスト
- 関連する記事リスト
- コンテンツの目次を自動で表示する
- 最新の記事をサムネイル付きにする
- よく読まれている記事のページビュー数を表示する
などなどいろんなプラグインがありますが、賢威を使うとよく使うプラグイン機能がテーマにセットされているので、プラグインのインストールが少なくてすみます。
プラグインは多くなるとサーバに負荷をかけ、ブラウザの表示速度を遅くする原因です。今年の8月頃からは、表示速度が検索結果の表示順位に影響を与えるようになるとも言われています。
プラグインを出来るだけ少なくする方がSEO的には効果があります。
豊富なテンプレートがラインナップ
Webの世界はHTML5の時代になりました。
賢威のテンプレートもバージョン7が主流です。
5つのタイプにカラーバリエーションが6色。
カスタマイズするとオリジナルなテンプレートにも変化します。
モバイルフレンドリーなレスポンシブル対応を採用し、195ページのSEOマニュアルや、95ページのコンテンツ制作マニュアルも付いているので初心者でも簡単に使いこなせます。
もっと詳しく 》》 SEOテンプレート【賢威】
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「賢威」のカスタマイズの実例
「賢威」のカスタマイズはできるだけ最小限に・・・が鉄則です。

かといってメイン画像を使う時にはオリジナルな画像にしたいですし、今や必須のSNSボタンは「賢威」のディフォルトでは目立たないし、最近はやりのフラットデザインにしたいという希望もあったりします。

このサイトは「Simplicity2」を使っていますが、「Webサービス使えてますか?」では、いろいろ「賢威」をカスタマイズした実例をお目にかけることができます。参考にしてください。

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