検索エンジンに評価されるには“良質なしかもオリジナルなコンテンツ”が必要だと言われます。
では『良質なコンテンツ』ってどんなものか知ってますか。実は誰も知らないし、検索エンジンにもそのような定義は無いと言われています。
そこで、“悪質なコンテンツ”と評価を受ける要素を排除すると“良質なコンテンツ”に近づけることができるのでは・・・と言う仮説にもとづいて、ここでは“悪質なコンテンツ”となる要素を分析していきます。
良質なサイトを作るためのアドバイス
2012年9月7日付け、ウェブマスター向け公式ブログに「良質なサイトを作るためのアドバイス」というパンダアップデートについて書かれた記事があります。
ここには
低品質なコンテンツのランキングを下げることによって、良質なサイトをユーザーが見つけやすくします。
との記述があります。
表現を変えると
ゴミの中に落としてしまった砂金を取り出すために、まず明らかにゴミと判断できるものを取り除くと砂金がみつけやすい。
ということです。
そこで、ゴミと判断できるものの定義を明確にしてみましょう。
- 記事の内容
-
- 記事の内容が信頼できない
- 記事に誤字・脱字があったり文章として成り立っていない
- 検索結果で掲載される他のサイトの記事と比較して価値が無い
- 一方的な主張や偏狭的な内容の記事
- 記事を外注に依頼している
- 一方的な主張や偏狭的な内容の記事
- 記事を外注に依頼している
- 粗製乱造された記事
- 記事のクオリティが低すぎる
- 内容が短く薄くまったく役に立たない記事
- 記事の細部まで配慮がなされていない
- 取り上げたテーマについてきちんとした説明ができていない
- ごくごく当たり前のことしか書かれていない
- ブックマークする気にならない記事内容
- 筆者は書かれていることについての専門ではない
- サイト全体
-
- サイト内に類似の記事や同一のコンテンツがある
- 独自のコンテンツや情報が無く、レポート・研究・分析をした記事ではない
- コンテンツが雑然としている
- コンテンツが複数のサイトに分散している
- 個人情報を安心して登録できないサイト
- 書かれているテーマは検索エンジンの上位表示を目的として選択したもの
- 信頼できない健康がテーマのサイト
- 信頼できないようなサイトタイトル
- 広告が多すぎるページ
- 訪れたユーザーが不満を持つサイト
サイトやページの評価を否定型で書くと上のようなことになります。
理想的な記事の文字数は?
サイトの記事を書く人にとって気になるのは“文字数”です。
1,500とか2,000文字以上とか、ネット上にはいろんな数字が言われていますが、○○○文字以上あれば大丈夫・・・なんて基準やルールはありません。
まして、検索エンジン側でそのような単純なことで、記事やサイトの良否を判断していません。
ただ明確に言えることは短く薄い記事はダメ!なんです。
では短かいけど濃い記事はどうでしょう。
例えば“今何時”と検索します。
1位に掲載されるのはこのサイトです。
このページの文字数は161文字です。
161文字でも“今何時”という検索キーワードに的確に応えてくれるサイトです。
完全に検索ユーザーの検索意図にマッチしたサイトコンテンツを提供してくれています。
結論としては良質なコンテンツとは『文字数ではなく内容です』
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