8月中旬から8月末にかけてリファラースパムがありました。他にも同様の記述をしているサイトがあるので、スパムであることは間違いないようです。
Googleアナリティクスの「すべてのページ」に、あるはずの無いページが記録されていました。
URLが「4630388.html」となっています。
参照元を調べると
- autoseoservice.org
- auto-seo-service.org
- auto-seo-service.com
- resell-seo-services.com
- autoseo-service.org
「auto seo service」を使った複数のドメインがありますが、いかにも怪しい感じがします。
放っておいてもいいんですが、アクセスデータに意味のないPV数が増えるだけなので、フィルタをかけてアクセス数を除外します。
Googleアナリティクスのフィルタを追加
フィルターはトラフィックデータをカウントしないことなので、アクセスそのものを遮断するわけではありません。
アクセス拒否をするにはサーバーの設定で、IPアドレスを調べて登録することができますが、ここではアナリティクスのフィルター設定を行います。
アナリティクスの設定画面の「ビユー」→「フィルタ」で次のように設定します。
- フィルタ名:autoseo(分かりやすい名前をつけます)とかにする
- フィルタの種類を「カスタム」にして「除外」のラジオボタンを押す
- フィルタフィールドを「キャンペーンの参照URL」を選択
- フィルタパターンに「autoseoservice.org|auto-seo-service.org|auto-seo-service.com|resell-seo-services.com|autoseo-service.org
」を入力 - 最後に保存
フィルタリストに作ったフィルタが表示されていればOKです。
フィルタフィールドの「キャンペーンの参照URL」を選択するのが間違いやすいかもしれません。
リファラースパムの目的と過去に存在したスパムサイト
リファラースパムはどのような目的で行うのか、当事者でなければ分かりませんが、参照元を調べている際に「どんなサイトからアクセスしているのだろう?」と興味を持ったウェブマスターが、うっかりリンクをクリックしてしまい、スパマーが意図しているサイトに誘導させることが目的だと言われています。
スパマーはいつまでも同じドメインでスパム行為をするはずもなく、リファラースパムリストには755件のスパマーリストが記載されています。
いくつか調べてみましたが現在はサイトの存在は無く、短期間で捨てられているドメインになっています。
このリストには今回の「auto seo service」を使ったドメインはありません。
今回見つかった5つのドメインの取得日を調べると次のようでした。
- autoseoservice.org:2018.08.31
- auto-seo-service.org:2018.08.27
- auto-seo-service.com:2018.08.17
- resell-seo-services.com:2018.06.05
- autoseo-service.org:2018.08.28
たぶん1年後には存在しないサイトになっていると思います。
参照元に怪しげなドメインを見つけたら、直接アクセスしないで、aguse.jpでどんなサイトか調べてからにした方がよいと思います。
コメント